ゼロカーボンシティを目指す、長崎県雲仙市が、このほど市の環境センターに新たなボイラーを導入しました。
重油の代わりに木のチップを燃料に使って、二酸化炭素排出量を削減します。

「雲仙市環境センター」は し尿や汚水を発酵・乾燥させて肥料を生産しています。

トラックで搬入されているのは、これまでの重油に代わって燃料となる木のチップです。

チップには地元の森林組合が出す間伐材や建築物の廃材などが使われていて、これを燃やした熱を利用して肥料の発酵を促しています。

宅島建設 竹野由一 常務取締役:
「燃焼室で(木の)チップを燃やして、熱を発生させて、缶体・吸気・送風の3系統で管を通してお湯を供給する」

新たに導入された“木質バイオマスボイラー”は、重油ボイラーと比べ 二酸化炭素排出量を年間で 289.1トン削減できる見込みです。

雲仙市は、温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を ことし2月に表明していて、その一環で雲仙市の宅島建設が『木質バイオマスボイラー』を設置し、ことし7月から稼働しています。

宅島建設 竹野由一 常務取締役:
「私どももリサイクル事業であったり、サステナブルを意識した取り組みを行っていますので、雲仙市とともに地産地消という形で取り組みを進めて、雲仙市がよりよい地域になっていければと考えています。」

完成した肥料は1袋15キロ90円で販売されるほか、ボイラーから出た熱も雲仙市に販売されていて、資源や経済の循環に繋がっています。