企業や行政などのメンバーが本体とは離れた所に『組織』を作り、江戸時代の出島から文化が生まれたように、新しい事業を推進しようという『出島組織』サミットが開かれました。

『出島組織』北海道大学オープンエデュケーションセンター 川本思心さん:
「なかなか本体の人たちは動けない部分はたくさんあるので、そこを我々がきちんとフォローしていくっていうので」

『出島組織』サミットには、長崎県内外の大学や自治体、企業など45の団体から84人が参加。他業種の取り組みから新しい事業に活かせるヒントを探します。

本体と離れていることで意思決定のスピードが早く、外部組織と連携しやすいというメリットがあります。

参加企業:
熱量の高め方は非常に参考になる部分が多かったです」

参加企業:
「ここで繋がった人たちを社内に繋げていきたいなと思います」

出島組織サミット実行委員会 鳥巣智行 会長:
「長崎が出島組織の中心になって、色んな面白いことをやりたい人たちが長崎(出島)を訪れて、そこから新たなことを生み出していく発信していく」

実行委員会では、来年もサミットを開催する予定で出島から新たな事業の創出に繋げたいとしています。