巧妙化する覚醒剤などの密輸取締りに向け、9日、関係機関の連携強化を図る会議が開かれました。


長崎税関が4年ぶりに開いた会議には、警察や海上保安部、厚労省麻薬取締部など
6つの機関の幹部らが参加しました。

2023年上半期、長崎税関管内では違法な輸出入事案が6件発生。

このうち1件は、アラブ首長国連邦からのエンジンオイルに混ぜた覚せい剤の密輸事件で、長崎税関は警察と連携し、末端価格3億円の覚せい剤密輸を防ぎました。

長崎税関 小阪好洋 税関長:
「成果をあげるためには、関係機関と税関との連携が非常に重要だ、
今後も、より一層念密な連携を図っていきたい」と話していました。

長崎税関では、管轄する福岡や熊本などの関係機関とも、11月中に会議を開き、連携を強化することにしています。