重要文化財などを漏電による火災から守ろうと、6日、長崎市で電力会社による電気設備の点検が行われました。

電気設備の点検は、「文化財保護強調週間」に合わせて1970年から毎年行われていて、今年で54回目です。

6日は、九州電力送配電など3社の職員10人が国の重要文化財に指定されている長崎市の清水寺など市内6か所で、配線設備に漏電の異常がないかなどの点検を行っています。

九州電力送配電 田中幸喜長崎支社長
「長崎の重要な施設を火災とかがないようにしっかり守りたいという思いで。未来永劫取り組んでまいりたいと思っております」

この文化財を守るための点検は、明日までの2日間で大浦天主堂など10か所で行われます。