岸田政権の中間評価という一面もあった今回の衆・参補欠選挙。
自民党の1勝1敗となった今回の選挙結果を、長崎の市民はどう受け止めているのでしょうか。

衆院 長崎4区で勝利したものの、参院 徳島高知選挙区では元々の議席を失った自民党。
岸田総理は23日朝、記者団に対し「結果を真摯に受け止め、今後の対応に万全を期したい」と語りました。

選挙結果を市民はどう受け止めたのか

市民:
「やっぱり向こうでバリバリ活躍するのは、今からは若い人(金子さん)じゃないかな」
「正直言って、選べる政党が限られてきている。そうなると最終 選択肢として現(政権)政党かなと」
「世襲制というのを感じた」

選挙の熱も冷めやらぬ中、国会で所信表明に臨んだ岸田総理──
・税金の増収分の一部を国民に還元することや、
・ガソリン代の補助を来年春まで行うなど「経済対策に力を入れる」と強調しました。

岸田 文雄 総理大臣:
「経済、経済、経済。私は何よりも経済に重点を置いてまいります」

経済対策については、市民からより踏み込んだ施策を求める声が聞かれました。

市民:
「ガソリン代は下げて欲しい」
「年齢があがるにつれてかかる学費も上がってきますので、学費の免除をもうちょっと幅広く」
「今から子どもを持つ人たちにとって安心できる生活を目指して欲しい」