自動運転宅配ロボットの実用化を目指して、長崎市のIT企業が九州では初となる実証実験を行うことになりました。

宅配ロボット デリロ:「これから配達に行ってきます」

東京の企業が開発した自動運転宅配ロボット『デリロ』。
最大時速は6キロで、移動中は前後左右のカメラで安全を確認。
重さ100キロまでの荷物をオペレーターが設定したルートで運びます。

目的地に到着したら鍵の役目を果たすQRコードをかざすと荷物を受け取ることができます。

物流業界における人手不足対策の新たな一手として期待されています。

株式会社 NDKCOM 榎一弘 社長:
「社会の中で、人とロボットの協創により新たな付加価値が創出されると信じております。九州一号ということで、長崎から九州一円に展開出来たらいいかなという風に考えています」

実証実験を請け負う長崎市のNDKCOMでは早ければ10月から実験を重ね、3年後の実用化を目指したいとしています。