■ 3時間以内に”一級河川が氾濫するおそれ”を発表

河川の氾濫のおそれが高まったときに発表される「氾濫危険情報」も運用が変わります。
気象庁と国土交通省は、一級河川については『氾濫する可能性がある水位に”3時間以内に到達する”と予測された場合』にも、この情報を発表することになり、13日から運用を始めました。
長崎県内では国が管理する諫早市の本明川が対象となります。


「氾濫危険情報」は5段階ある大雨警戒レベルのうち、危険な場所からの全員避難が必要な「レベル4」に相当します。
河川がいつ氾濫してもおかしくない場合に発表される情報で、自治体が「避難指示」を出す可能性があります。

今後の雨の降り方など ”予測” に基づいて情報が出されるようになりますので、川が氾濫するおそれがある場合、『これまでよりも早いタイミング』で危険性を知ることができます。
長崎河川国道事務所では「 ”氾濫までの時間” を有効に使って、早めの避難の目安にしてほしい」としています。