長かった夏休みも残りわずかです。
毎年この時期は、新学期への不安を抱える子どもが増えるとされています。
そんな子どもたちを支援しようと、長崎市のフリースクールで29日から無料開放が始まりました。

先月オープンしたばかりのフリースクール「アリビオ」

無料開放は小学生から高校生までが対象で、夏休みの宿題の支援や、悩み相談などを行います。
元中学校教頭で、学生時代に不登校の経験がある大石真弘代表は、始業式の前後1週間は精神的に不安定になる子どもが多くなるため、周囲のサポートが重要と話します。

フリースクール『アリビオ』 大石 真弘代表:
「(学校を)“休んでよかよ”とも、“頑張って行かんね”って、どちらも言うつもりはないんですね。
今、あなたが思っていることを、自分なりにどういう風に受け止めて、自分と向き合って、これからの行動を決めてほしいなと思っています」

無料開放は来月8日までで、先生や保護者からの相談も受け付けるということです。