去年9月に開業して、ことし初めてのお盆となった西九州新幹線の列車利用者は、去年の特急かもめの2倍となりました。

JR九州によりますと、今月10日から17日までに西九州新幹線を利用した人の数はおよそ7万7千人で、去年の「特急かもめ」諫早ー長崎間の利用者の205・1%と2倍に達しました。

また、コロナ禍前の2018年の利用者数と比べると96.5%と、ほぼ同じ水準となりました。

このうち、最も利用者が多かったのは、今月10日の下りのかもめ29号で、乗車率は155%にのぼったということです。

好調の要因についてJR九州は、新型コロナが5類に引き下がり、県外からの旅行需要が増加したためとみています