長崎市でしゃぶしゃぶ店を運営していた有限会社篝屋(かがりや)と関連会社2社が長崎地裁より破産開始決定を受けたことが分かりました。
破産開始決定を受けたのは、長崎市に本社を置く有限会社篝屋と、関連会社の有限会社 旬菜篝屋(しゅんさいかかがりや)、株式会社いち花(はな)長崎の3社です。
民間の調査会社東京商工リサーチによりますと、負債総額は3社あわせておよそ3億2,600万円で、3社は7月10日付で、長崎地方裁判所より破産開始決定を受けたということです。
篝屋は2000年5月に設立。
国産和牛・黒豚のしゃぶしゃぶ店「篝屋」を運営し、2008年4月期には1億1,800万円、売上げていましたが、コロナ禍で来店客が減り、2022年3月期の売上高は1,736万円まで落ち込んでいました。
また、最近は食材高騰で、厳しい運営が続き、関係会社2社とともに破産手続の開始を申し立てていました。