高校生がSDGsをテーマに、世界課題について議論する平和会議が28日に長崎市で開かれるのを前に、集まった高校生が平和公園などを巡りました。

28日の平和会議にはハワイ、オランダ、ウクライナなど海外3か国のほか、国内11校から生徒およそ50人が参加します

27日は、原爆の被害などについて学ぶため、長崎市内の平和公園などを訪れました。

長崎の高校生:
「(平和記念像が右手を差している)上っていうのは、原爆が落ちてきた空を意味して、横に伸びている左手は平和を意味しています」

また原爆資料館では、展示されている資料の説明を受けながら、被爆の実相や核兵器の脅威について学んでいました。

その後『平和な世界を作るために自分ができること』をテーマに、意見を交わしました。

ウクライナの高校2年生:
「歴史や何が起きたかを知って、たくさんの無実の人々が亡くなったのがすごくつらいです。悲しい気持ちになります」

長崎東高校2年 久保 宏平さん:
「長崎県民として、国際平和とかのために何か尽力できたらいいなと思いました」

『高校生国際平和会議』は28日、長崎ブリックホールで開かれます。