長崎原爆の日を前に、22日、長崎市の浦上川沿いに、平和を願って花の苗が植えられました。

被爆し、傷ついた多くの人が水を求めて亡くなった浦上川。

川沿いに花を植える活動は、長崎被災協と被爆二世の会長崎が、原爆犠牲者を慰霊しようと9年前から行っています。
22日は、マリーゴールドなどおよそ300株の苗を植えました。

今年は初めて富山県に住む被爆二世4人も参加しました。

父が長崎で被爆した富山県に住む女性:「これからの(平和活動の)ことを考えたいなと思って(参加しました)。元気をもらえるような場所になればいいなと思います」

一方、平和公園にある平和の泉では、連合長崎の組合員らが中心となり、清掃作業が行われました。

平和の泉では、来月の平和祈念式典で、原爆犠牲者に捧げる水が汲み上げられることになっています。