海外で高まる日本食ブームを受け長崎県産の『酒』の輸出拡大を推進しようと、長崎県が香港のバイヤーを県内の酒蔵に招きました。

創業から184年。諫早市の『杵の川』です。

今月19日、県の招きで香港の輸入業者『香港KITI』の関係者が酒蔵を訪れました。


「白ワインの様なテイストがあります」


『香港KITI(キティ)』では2014年から長崎県産品を取り扱っていますが、日本食ブームの高まりを受け今回初めて『日本酒』に特化した視察を希望し、県内4つの酒蔵を訪問。
杵の川では『牡蠣』にあう酒などを試飲しました。

KOURMET52DevelopmentLimitedディレクター カーモン・フォンさん:
「牡蠣の風味が残ったままこの酒を飲むととても合う。素晴らしかった。
ひとつは牡蠣に合う酒でした。もう注文しました。
牡蠣に合う酒と長崎の牡蠣を組み合わせたギフトボックスを作って香港で販売しようと思っています」

杵の川 瀬頭信介 代表取締役:
「(県から)バックアップもたくさん頂いてますので頑張りたいなと思います」

県では今年度中国、香港への『県産酒』売り込みを強化する事業を展開しており、現地での試飲会も予定しています。