4千枚を超える原爆写真を収集し調査し続けた被爆者・深堀好敏さん(享年94)の追悼写真展が長崎市で開かれています。

深堀好敏さんは16歳のとき、爆心地から3.6キロの学徒動員先で被爆。原子雲の下で起きた『真実』を伝えるため、生涯をかけて原爆写真の収集と調査に取り組みました。

ことし5月の逝去を受けた追悼写真展は、共に長崎平和推進協会・写真資料調査部会で活動してきた草野優介さんが企画したものです。

自宅で息絶えていた姉、川に折り重なって亡くなっていた死者達への祈りでもあった活動を紹介する19枚が展示されています。

写真展は長崎市の浦上キリシタン資料館で10月下旬まで開かれます。