長崎地方気象台は7日午前5時40分『大雨と落雷及び突風に関する気象情報』を発表し、長崎県では、8日から10日頃にかけて大雨となるおそれがあり、土砂災害への厳重な警戒、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。

10日頃にかけて梅雨前線が九州北部地方に停滞し、活動が活発となるため、長崎県では8日から10日頃にかけて大雨となるおそれがあります。
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

梅雨前線が華中から九州にのびています。梅雨前線は今後ゆっくり北上し、10日頃にかけて九州北部地方に停滞する見込みです。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となり、大気の状態が非常に不安定になるでしょう。

このため、長崎県では、7日昼前から10日頃にかけて、断続的に雷を伴い激しい雨が降り、特に8日から9日は非常に激しい雨が降る所があるでしょう。
10日頃にかけて雨が断続的に降り続くため、土砂災害の危険度が高くなる見込みです。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。

雨の予想

7日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
南部…30ミリ
北部…30ミリ
壱岐・対馬…30ミリ
五島…20ミリ

8日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
南部…60ミリ
北部…60ミリ
壱岐・対馬…50ミリ
五島…50ミリ

7日6時から8日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
南部…120ミリ
北部…120ミリ
壱岐・対馬…120ミリ
五島…120ミリ

その後、8日6時から9日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
南部…200～300ミリ
北部…200～300ミリ
壱岐・対馬…200～300ミリ
五島…200～300ミリ

その後、9日6時から10日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
南部…100～200ミリ
北部…100～200ミリ
壱岐・対馬…100～200ミリ
五島…100～200ミリ

防災事項

土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。