世界大会にも出場した元プロ野球選手による、子どもたちへの野球教室が24日、長崎県諫早市で開かれました。

登場したのは、WBC第1回大会(2006年)で大活躍した元千葉ロッテマリーンズのキャッチャー・里崎智也さんです。

野球教室は、野球をもっと好きになってもらおうと、里崎さんが全国各地で開いているもので、この日は県軟式野球連盟に加盟する小学5・6年生が参加しました。
里崎さんが教える投球のコツは?

里崎 智也さん:
「肩・肘が痛くなる人は、大体肩が開いていて、手が体から離れている。
(肩を)ロックして手の通り道を作ると、狙いやすくなる」

習った投球フォームを活かして、最後は里崎さんとの1打席勝負も!
里崎さんが打席に入ります。

投手1人目(見逃し)
審判:「ストライク!」

投手2人目のボールは長打コース!
場内アナウンス:「(打球の方向に)誰もいない!誰もいない!」

投手3人目で “空振り三振”
里崎さん:(投球した子どもに)「曲がったで今!」

対戦した参加者:「すごい人なので、とても力んでしまいました」

参加者:「コントロールが自分は悪いから、いい話が聞けました」

里崎さん:
「そんなに難しくないんだよと、実は簡単に上達することって、たくさんあるんだよっていうところを感じ取ってもらいたい。
頑張れば、誰でも(プロに)なれる可能性がある。
目標をもって、次のスーパースターに一人でも多くの選手がなってくれると、野球界も僕たちも嬉しいことばっかりなんで」

世界の舞台も経験した里崎さんの直接指導に、子どもたちは改めて野球の楽しさを感じていたようでした。