夏休みを前に長崎県庁では、教職員らを対象にした、子どもの命を守る防犯対策の研修会が開かれました。

うさぎママのパトロール教室・武田 信彦 安全インストラクター:
「お子さんがお子さんだけになる瞬間。
そここそ“犯罪被害リスクが重大化する”という考え方を、ぜひお持ちいただきたいと思います。
子どもの防犯対策は、待ったなしの状況になっています」

犯罪被害のリスクが高まりやすい場所としては
・大通りから入った住宅街
・集合住宅の共用部分
など、
人目につきにくい場所が挙げられますが、被害を防ぐためには場所だけでなく「子どもが一人になる瞬間」に注意し、極力減らしていくことが必要だということです。

参加者(特別支援学校):
「子どもたちを“よく見ておく”ことが大切だなと感じました」

参加者(教育委員会):
「やっぱり人のつながりが、自主防衛というか、そういうものに繋がっていくというのが心に残った」

長崎県児童生徒支援課 井上 大輔 課長補佐:
「ここに来られた方が、今回の講義を学校とか、園に帰られてから、安全対策の牽引役になっていただければ」

このほか、参加者らは、地域の見守りネットワークを築く上で“あいさつ”が重要なことや、子どもへの“防犯指導のコツ”などを学びました。