22日未明、松浦市のコンビニエンスストアに、全身黒づくめの人物が押し入り、男性2人が殴られる事件がありました。
警察は強盗傷害容疑事件として、逃げた犯人の行方を追っています。

岸 竜之介アナウンサー(現場から中継):
「事件現場となった店舗の前に来ています。
事件発生から8時間余りが経過しましたが、現在も捜査員が店の前の駐車スペースで時折、身をかがめながら、くまなくチェックしています。
また、表に出ている捜査員と同じくらい、またはそれ以上の捜査員が店舗の中にいまして、犯人への手がかりを探しています。
犯人が逃げたという目撃情報がある松浦市志佐町方面、こちらに警察犬が出動している様子も先程、確認できました」

この事件は、22日午前3時49分頃、松浦市御厨町北平免のコンビニエンスストアで「男性が頭から血を流して倒れている」と通行人の女性から警察に通報がありました。

警察によりますと、犯人はバールのようなものを持っていて、40代の男性店員と60代の男性客の合わせて2人が頭などを殴られました。
2人は、病院に搬送されて手当てを受けています。
意識はあるものの重傷だということです。

男性客の知人:
「ハンドルも何も血だらけだった。すぐ救急車呼んで。…平和な街だから(驚いた)」

犯人は全身黒づくめの中肉中背で、犯行直後は松浦市中心部方面に向かって走って逃げたということです。

また店舗内にあった現金の入ったレジのトレーが無くなっているということです。

警察は、強盗傷害容疑事件とみて捜査をしています。

松浦市教育委員会では、御厨町内の小学校2校と中学校1校を臨時休校としました。