梅雨に入り大雨による災害が起こりやすい時期を迎え、各地で防災への取り組みが本格化しています。
長崎市は30日、新しい庁舎では初めてとなる『災害対策本部の運営訓練』を行いました。

(訓練音声)「市内全域を対象として警戒レベル4の避難指示を発表することとなりました」

訓練は猛烈な勢力の台風が長崎に接近し土砂災害が発生しているという想定で行われました。

長崎市が災害を想定した本格的な訓練を “新庁舎”で行うのは これが初めてで、鈴木史朗市長をはじめ およそ100人が参加。

市役所の災害対策本部室と出先機関である総合事務所などをオンラインで結び、市民の安全確保や被害状況の把握について連携を確認しました。

(訓練音声)「道路上に土砂が堆積し、道路障害が発生しておりますので、道路の通行規制を行い、堆積土砂を撤去しています」

訓練を終えて鈴木市長は「今後も定期的に訓練を重ねて職員の対応能力を上げていく必要がある」と話していました。