バスケットボールB2リーグ、長崎ヴェルカは14日、プレーオフ セミファイナル第3戦でアルティーリ千葉を下し、B1昇格への切符を手にしました。
B1昇格を決めた長崎ヴェルカの伊藤 拓摩 社長兼GMにリモートでお話を伺いました。

MC:おめでとうございます。
伊藤GM:ありがとうございます。
MC:B1昇格決定から1日経って、今のお気持ちはいかがでしょうか?
伊藤GM:うれしい気持ちとほっとした気持ちと、まだまだ整理できていないところがあります。
MC:伊藤さんの目の下に ”くま” ができていますが、心配です。寝不足ですか?
伊藤GM:全然、眠れていないです。
MC:B1昇格が決まった時、試合終了のブザーが鳴った時、どんなお気持ちでしたか?

伊藤GM:私、いろんなバスケットの試合を見てきて、いろんな形で携わってきたんですけれど、この勝利というのは、今まで味わったことのない、嬉しい気持ちでいっぱいでした。
MC:会場は千葉のブースターで埋め尽くされていましたけれども、長崎のファンの応援も頼もしかったですよね。
伊藤GM:そうですね。本当にファンあってのことですし、アウェイの中、あれだけの長崎ファンの皆さんに来ていただけるというのは、我々にとって心強いので、本当に感謝しています。
MC:今まで長崎というのは、プロバスケットを見る文化・習慣がなかった中で、ここまで長崎一丸となって一体感があるというのは、素晴らしいですよね。
伊藤GM:本当にうれしい限りですし、頼もしいです。
MC:昨日、ブースターの方に聞きましたが「声が枯れたよ」とか、そういった方々がたくさんいらっしゃいました。
伊藤GM:いつも本当にありがとうございます。
MC:来シーズンからB1に舞台を移しますが、B3は圧倒的な強さでした。B2は少し負けることもありましたけれども、B1をつかみました。B1での戦いは、厳しくなりますか?
伊藤GM:はい。もちろんです。B3からB2もかなり厳しくなったので、さらに厳しい戦いが続くと予測しています。
MC:どういったところで、レベルが上がりますか?
伊藤GM:全ての面でレベルは上がると思うんですけれども、やはり一番は”フィジカル”の面かと思います。B1のプレーオフを見ていても、体の当たりの部分などが、B2ではないところがあるので、そういった部分はレベルアップする必要があると思っています。
MC:ハードでアグレッシブが売りのヴェルカですが、そこも強化していかなければいけないということですね。
伊藤GM:そうですね。ただ私たち、去年B3からB2へレベルアップしたので、選手たちも来年に向けて、しっかりレベルアップしてくれることを信じています。
MC:そして今月20日には、佐賀との試合がありますね。

伊藤GM:はい、昇格はしましたが、決勝戦が待っているので、そこで2つ勝って、長崎の皆さんと優勝を味わいたいと思います。
MC:キャプテンの高比良選手も言っていましたが、優勝してパレードを長崎でするというのがクラブの目標だと聞いています。ぜひ、その歓喜を一緒に味わいたいと思います。今日はお忙しい中、ありがとうございました。
伊藤GM:ありがとうございました。