移住者を受け入れたい地域と、移住志望者をつなぐイベント『九州移住ドラフト会議』で、長崎県雲仙市で活動する『雲仙スーパーエタリーズ』が優勝し、このほど市長に優勝を報告しました。

優勝を報告したのは、雲仙市で漁業を営む家族を中心とした『雲仙スーパーエタリーズ』のメンバーら6人です。

九州移住ドラフト会議は、移住者を受け入れたい地域を『球団』、移住志望者を『選手』と見立てて、人と地域をつなごうと7年前に始まったイベントで、ことしは12の地域が『球団』36人が『選手』として参加しました。

審査の結果、『雲仙スーパーエタリーズ』が優勝球団に輝き、MVPは選手として鹿児島から雲仙に来た竹下愛華さんが受賞しました。

雲仙スーパーエタリーズ 竹下 愛華さん:
「(雲仙市は)本当に人が温かかったです。ずっとお喋りしていたいくらい、優しい人ばかり。それが雲仙市の魅力なのかなと思いました」

雲仙スーパーエタリーズ 澤田 恵理さん:
「食べて、喋って、また帰ってきたいな(と思われて)、何度もリピートしてくれる場所になってくれれば良いなと思いました」

『九州移住ドラフト会議』には、これまでに200人余りが選手として参加していて、そのうち35組が実際に移住しているということです。