長崎県五島市でこのほど、伝統のバラモン凧揚げ大会が開かれ、県外在住の五島出身者も久々の凧揚げに挑戦しました。

弓状の仕掛けによって、揚げると唸るような音がするバラモン凧。
「バラモン」とは五島の方言で「元気者」の意味です。

地元の愛好家らが開いた今回のバラモン凧揚げ大会には、東海地方に住む五島出身者でつくる「東海五島会」のメンバー70人あまりも参加しました。
この日は風が弱かったものの、参加者は久々の凧揚げを楽しんでいました。

東海五島会の男性:
「こらもう感動ですね、本当に。50年ぶりぐらい。
久しぶりに。懐かしいです、本当に」

五島バラモン凧揚げ振興会 川口進会長:
「バラモンの作り方、そして揚げ方もずっとつないでいって、五島の伝統として残していけたらなぁっていう風に思ってます。」

五島バラモン凧揚げ大会は、今年5月と10月にも開かれる予定です。