長崎県などが運営する『ミライon図書館』が電子書籍サービスを開始し、今月からスマートフォンアプリでも本が読めるようになりました。

読める本は小説や雑誌など約1,900冊 ──
図書館に行くことなく24時間好きな時にスマートフォンなどから借りられるようになりました。

県や大村市の『ミライon図書館』などがデジタル時代に対応しようと始めた “電子書籍サービス”
料金は無料ですが、利用には『貸出カードの発行』と『図書館での申請』が必要なため、離島などに住む人は利用が困難でした。


そこで県は、スマートフォンから申請ができるアプリをこのほど開発。
これにより図書館から離れた場所に住む人や、病気で来館が難しい人もサービスを利用できるようになります。(利用登録にはマイナンバーカードが必要)

長崎県 生涯学習課 三好 素子 企画監:
「一度も来館することなく利用登録をして、そのまま電子書籍をご利用いただけることがアプリで可能になります。
状況の変化にも対応していけるようにインターネット等活用できるものは活用したい」
電子書籍は『ミライon図書館』のホームページのほか、アプリからも読むことができ、県ではまずは1日当たり100件程のアクセスを見込んでいるということです。