長崎の伝統柑橘「ゆうこう」入りの餌で育った魚を加工した商品が全国の品評会で最高賞の農林水産大臣賞に輝き、生産者らが長崎市長に受賞を報告しました。



長崎県内の一部地域で栽培されている「ゆうこう」を餌に練りこみ育てたシマアジと真鯛。それぞれの味や食感の違いが楽しめることも高く評価されました。

受賞したのは「ゆうこうシマアジ、ゆうこう真鯛漬け丼食べ比べ」です。長崎県内の養殖業者と飲食店などが協力してコロナ禍での販路拡大を目指そうと開発した商品で、全国の優れた水産加工品を選ぶコンクールで705品の中から最高評価の農林水産大臣賞に輝きました。

田上富久長崎市長「最初の一口から全然違うんでたぶん長崎市民半々に分かれると思います。ちゃんぽん対皿うどんみたいに」

登利亭 野副智徳代表取締役「身質だったり脂身だったりがすごくこう変わってくる。その特徴を食べ比べることでよりその魚のおいしさが際立つんじゃないかということで敢えて食べ比べということで出させていただきました」


商品はインターネットなどで購入できるほか、長崎市のふるさと納税の返礼品としても登録されています。