長崎の老舗べっ甲店である江崎べっ甲店が長崎市にべっ甲を贈り、市から感謝状が贈られました。

べっ甲を薄く加工し、緻密な細工を施すなど職人の技術が詰まった「宝船」


長崎の夏の風物詩「ペーロン」

このべっ甲を制作した江崎べっ甲店は3年前に閉店しましたが、保管していたべっ甲をこのほど新庁舎開庁のお祝いとして長崎市に寄贈。

市から感謝状が贈られました。


江崎べっ甲店江崎淑夫社長:「長崎のべっ甲と五島の珊瑚と、大村湾で養殖していた真珠。長崎県産品をつかっての置物ということで、死蔵するというよりも、ご寄贈することによって、市民の方にもまた広く見て頂く方が大変価値があるかと思いまして」

寄贈されたべっ甲は長崎市役所の第一応接室に飾られるということです。