節分の3日、長崎市内で人気すし店が100本の恵方巻を児童養護施設に贈りました。

マグロやエビなど海鮮がびっしり詰まった豪華な恵方巻です。

長崎市葉山の『握りのはやし』

3か月先まで夜の予約がすでに埋まっているほどの“人気すし店”です。

節分のきょう、店内は大忙し──

店主 林 健一さん:
「きのうからやっている。徹夜でやってます。でも好きでやっているんです」

ことしは去年よりも250本多い1000本を販売したということです。

さらに、このお店では3年前から、市内の児童養護施設に恵方巻を無償で提供しています。

店主 林 健一さん:「お子様たちと食べてください」

受け取った人:「美味しくいただきます」

ことしは長崎市の3カ所の施設に100本、贈りました。

浦上養育院 針尾 恭輔さん:
「とてもありがたいです。子どもたちも行事食ということで、恵方巻を楽しみにしていますので、とてもありがたいプレゼントになっています」

店主 林健一さん:
「子どもたちと一緒に寿司教室みたいなのをしたかったんですけど、コロナとかもあってそういうのができないんで、恵方巻を届けてあげようというのが最初のきっかけですね。みんなに福が来たらと思いながら(作っています)」

店主の林さんは来年以降も恵方巻のプレゼントを続けたいと話していました。