人口減少に歯止めがかからない中、長崎商工会議所青年部が長崎市長に対し『海と魚』をキーワードにした新しい町作りの政策を提言しました。

長崎商工会議所青年部 岩永修一さん:「まち中を魚だらけにしたい」

6年前から毎年行われている長崎商工会議所青年部の政策提言。
人口減少が喫緊の課題となっている中、今回は“碧の杜(あおのもり)ながさき”をコンセプトに、町中に魚をあふれさせ『海と魚の街』を体感できる町にして、新しい仕事と人の流れを生み出す政策が、アート・SNS・魚市建設の3つのポイントで提案されました。

長崎商工会議所青年部 浦山 純菜さん:
「現在開催中のランタンフェスティバルの様に町全体を魚のアートで飾り付け、まるで水族館にいるような気分になれたら素晴らしい体験になるかと思います」


魚のアートを市内に点在させることや、漁港直送の魚市をJR長崎駅近くに建設する提案もありました。
長崎市の田上市長は「どれも大切な視点」「長崎の多面性を活かす方法を考え町が持つ資源の価値を高めていきたい」としています。