半年間、日本語や日本の歴史などを学んだ留学生の修了式が30日、長崎市の長崎外国語大学で行われました。

修了式には日本語を学ぶため11の国と地域から訪れた97人が出席しました。

新型コロナの影響で2年程留学生が来日できない状況が続いていましたが、入国制限の緩和を機に、2022年4月から長崎外国語大学でも受け入れを再開。
世界各国から集まった留学生がそれぞれの国の歴史や文化も学びました。

式で姫野 順一 学長は「多様な文化を尊重し、世界の平和を守る防人となってほしい」と期待を寄せました。

留学生代表挨拶・デラエジュリーさん(フランス/セルジー・パリ大学):
「(長崎に)到着した時には外国人の留学生の受け入れを再開したばかりで、ドイツ人、アメリカ人、ベトナム人などと友達になれるとは全然思っていませんでした。皆さんと時間を共有できたことを大変嬉しく思います」

マーガリト・フランクリンさん(アメリカから):
「(アメリカに帰ってから)平和学についてもっと深く学びたい」

仲間とともに長崎で学んだ日々を糧に、留学生たちはそれぞれの目標に向かって羽ばたきます。