原爆すら利用する「広告ビジネス」
歴史的事実を元に通説とは違う事実を示す投稿は、知識欲も満たしながら「そうなの!?」という意外性を楽しむ一種のエンタメとして人気を集めています。
しかし多角的な考察を置き去りに、ひとつの考えをあたかも事実かのように紹介するものも多く、これまでも沖縄戦の矮小化などの「歴史修正主義」的な言説が度々問題となってきました。
榎森さんはこれまでもそうした言説に異を唱える動画を上げてきましたが、今回の「原爆フェイク」騒動には、次元の違う強烈な危機感を抱いたといいます。
榎森耕助さん(せやろがいおじさん)
「これまでの歴史修正主義は、『自分の国がこんなことをしていたと思ったら誇りが傷つくから、歴史を歪めて愛国心を慰めたい』という動機が理解できたんです。でも、原爆フェイクに関してはどうやらそうでもないぞと…」
「社会問題を、都市伝説や陰謀論のような『エンタメ的』に発信している人たちが、とうとう原爆という世界的にも類を見ない悲劇、日本の歴史においても大きな痛みをともなった出来事まで、再生回数稼ぎのビジネスにしている…そしてそれを信じる人達がいる…。このフェーズの変化を見逃すと、事実がさらにおろそかにされて崩壊していくのではないかという強烈な危機感を覚えたんです」









