再発防止の研修を受けていたにも関わらず、生徒の頭を拳で叩く体罰をしたとして、23日、長崎県内の中学校の男性教諭が戒告の懲戒処分を受けました。

長崎県教委(会見):「申し訳ございませんでした」
処分を受けたのは長崎県内の公立中学校に勤務する40代の男性教諭です。

県教委によりますと、男性教諭は去年授業中に学習態度を注意する際、生徒の頭を拳で1回叩く体罰を行なったということです。

この男性教諭は過去にも体罰をしたとして『再発防止のための研修』を受けていました。
第三者からの学校への相談で発覚し、男性教諭は「ついかっとなって手が出てしまった」と話しているということで、県教委は23日付けで男性教諭を戒告の懲戒処分としました。
県内での教職員の懲戒処分は、今年度 6件目となります。