そして事件は起きた 包丁で襲い掛かってきた父親

2019年3月25日午後6時30分ごろ、塩川さんと夫は、未払いの土地代について話し合うため、2人で父親の自宅を訪れました。

父親が土地代の支払いについて認めなかったため、塩川さんが契約書面を示そうと1人で自宅に戻っている間に事件は起きました。

激高した父親が包丁を持ち出してきて、夫の右胸を刺していたのです。騒ぐ声を聞いて駆け付けた塩川さんにも、父親は襲いかかってきました。逃げる塩川さんの胸を背後から刺し、脇や右手にも包丁を振りかざしました。傷は長さ15センチ、深さ5センチ、筋肉が切断される重傷でした。

【後編を読む】「生きなければ…」私を逃がした夫は絶命 届いた給付金ゼロ通知 立ちはだかる時代遅れの"親族規定"