「残念でならない」自死との因果関係の否定

また、いじめと息子の死との因果関係についても、相当因果関係については認めず、海星の責任を認めませんでした。いじめ行為が息子の自死の要因の一つであり、息子が亡くなることはなかった、との認定は第三者委員会の報告書と同様ではあるものの、さらに踏み込んで、本件のように学校による対策、救済が期待できない状況においてはいじめによる自死が十分に起こり得るものであったことを認めていただけなかった点、そして、適切な対策を取っていれば海星が息子の自死を予見できたはずであることを認めていただけなかった点は、残念でなりません。