5月1日の八十八夜を前に、長崎県内のお茶の生産量の約7割を占める東彼杵町で一番茶の初摘みが始まりました。

冬の間にたくわえた栄養が旨みとして凝縮された一番茶。ふくよかな味と香りで全国的にも評価が高い「そのぎ茶」の一番茶の初摘みが始まりました。

平地真菜気象予報士「茶畑にあるこちらのファン。お茶の大敵・霜が降りるのを防ぐためのものなのですが、ことしは寒の戻りが弱く稼働が少なかったそうです。そこで新芽も順調に成長しています」

この日伺ったのは福田新也さんの茶畑です。

福田さんは全国茶品評会で農林水産大臣賞を受賞した経歴の持ち主で、この日は色が良く優しい甘みが特徴の「さえみどり」の新芽を機械で摘みとりました。

ふくだ園・福田新也さん(43)「葉っぱもやわらかいし、しっかり雨も降ってるし、霜の被害もほとんどなく順調に育ってきた葉っぱなんで、いいお茶がとれたと思っています」

ことしは頼もしい後継者の姿も。

福田さん「ことしはですね、息子が帰ってきたし、一緒に作業ができるので楽しみでもあるし。お茶生産ってものすごくハードなんですよね。2~3時間仮眠をとって、みたいなのが続くので、ほんと体力勝負なので、さぁやるぞ!っていう気持ちではありますね」

東彼杵町での一番茶の初摘みは5月上旬まで続き、5月15日からは新茶や地元グルメが楽しめる「そのぎ茶市」も行われます。