18日朝、島原市の眉山が長さ30メートルにわたって崩れ落ちました。
その後も断続的に小規模な崩落が起きましたがけが人はいないということです。

午後3時半ごろに撮影した眉山の様子です。
滝のように土砂が崩れ落ち山肌が露わになっています。
警察などによりますと、きょう午前9時半すぎ標高819メートルの眉山で「山が崩れているようだ」と住民から110番通報がありました。
崩落は山頂から100メートルほど下の東側の斜面で起き長さ30メートル幅20メートルにわたって崩れているということです。

眉山では小規模な崩落が続いていて、至る所で山肌がむき出しになっています。
18日、現場を視察した古川・島原市長によりますと、崩れた土砂は崖の下で止まっていて、下流にあるダムまで達していないということです。
現場近くに住宅などはなくけが人はいませんでした。
県は、情報収集のため午前10時に災害警戒本部を設置しましたが、今のところ大規模な崩落の兆候は見られていないということです。
崩落の原因は地震ではなく、風化によるものと見れれています。