日本への受け入れ再開が決まった国際クルーズ船について、複数のクルーズ船運航会社から、来年3月に長崎港での受け入れ要請があっていることがわかりました。

国際クルーズ船の日本への受け入れについては、業界団体が『感染症対策のガイドライン』を策定し、国交省が11月、再開を発表しました。

長崎県によりますと、現在、長崎港には複数のクルーズ船運航会社から、『来年3月の受け入れ要請』が来ているということです。

これに対し県では、観光振興のために、長崎港での感染対策などを講じて、クルーズ船の受け入れを進めたい考えです。

長崎県 土木部 奥田秀樹部長:
「クルーズ事業につきましては、本県の観光産業をけん引する重要な分野でありまして、安全安心に国際クルーズを受け入れる体制を整え、コロナ禍以前のようなクルーズ船のお客さんで賑わうよう、一日でも早く取り戻したい」

県では今後国際クルーズ船で感染者が出た際の、検査や入院調整の役割分担など2月中旬をめどに対策をまとめたいとしています。