長崎県佐世保市にあるハウステンボスは12日、今年8月に発生したシステムへの不正アクセスに関する調査結果を発表し、顧客や従業員など最大で約154万6000人分の個人情報が外部に漏えいした可能性があると発表しました。
最大150万人の顧客情報流出か

ハウステンボスによりますと、漏えいした可能性があるのは以下の通りです。
▼顧客情報約:149万9300人分
(氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレスなど)
▼ハウステンボス役職員(退職者・家族含む):約3万7300人分
(氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレス、マイナンバー情報、健康診断結果、障がいに関する情報など)
▼取引先情報:約9400人分
(氏名、社名、住所、電話番号、メールアドレス、マイナンバー情報など)
クレジットカード情報については保有していないため、漏えいはないとしています。
今回の事案は今年8月29日に発覚。外部専門家による調査の結果、次のことが判明したとしています。
▶利用しているリモートアクセス機器を経由し、第三者が不正にネットワークへ侵入した
▶複数のサーバーおよびパソコン端末で暗号化が行われていた
▶保有している個人情報の一部が外部に漏えいした可能性がある
ハウステンボスでは、対象者に対し、順次、個別に連絡しているとしており、連絡先不明等により個別の通知が困難な場合は、「公表をもって案内に代えさせていただきます」としています。
ハウステンボス株式会社 個人情報相談窓口
[電話番号] 0120-602-064











