11歳だった加害少女への《家裁決定要旨》
《家裁決定要旨》(2004年9月15日決定)より
【主文】児童自立支援施設に送致する。2004年9月15日から2年間、強制措置をとることができる。
【人格特性】幼少期の対人的特性 女児は生来的に対人的なことに注意が向きづらい。幼少期、泣くことが少なく、おんぶや抱っこをせがんで甘えることもなく、一人でおもちゃで遊んだり、テレビを見たりして過ごすことが多いなど、自発的な欲求の表現に乏しく、対人行動は受動的だった。
育てやすい子
家族はこのような女児の行動を「育てやすさ」「一人で過ごすことを好む」ととらえ、ささいな表情の変化や行動に表れる欲求を受け止め、積極的にかかわることをしてこなかった。








