長崎県五島市では、年末に向けて需要が高まる養殖マグロの出荷が最盛期を迎えています。

養殖クロマグロの生産量8年連続日本一を誇る長崎県。このうち養殖が盛んな五島市にある「ツナドリーム五島」では、卵のふ化から稚魚の育成、産卵までのサイクルを人工的に行う完全養殖でマグロを育てています。

マグロは3・4年かけて育てた50キロ前後のものが水揚げされ、血抜きや神経抜きの処理の後氷漬けにしていきます。

ツナドリーム五島・澤村拓さん:
「年末に向けて出荷が増えている。コロナの影響から回復傾向にあり順調だ」

ツナドリーム五島では年末までに100本のマグロの出荷を予定していて、主に東京などのデパートやホテルなどで販売されるということです。