大学生を中心とした若者が、核兵器廃絶を実現するために活動するナガサキ・ユース代表団の11期生が決定しました。

ナガサキ・ユース代表団は、県と長崎市、長崎大学が主催する核なき世界の実現に向けた人材育成プロジェクトです。
11期生には、長崎大学と活水女子大学から、県内外出身の8人の学生が選ばれ、この程、任命式が行われました。

長崎大学 多文化社会学部2年 梶立人さん(大阪府出身):
「大阪での核兵器についての知識とのギャップが長崎の人とはあってですね、そのギャップを僕は埋めようと思って入りました」

長崎大学 教育学部4年 平林千奈満さん(長崎市出身):
「なかなか、あと一歩が踏み出せない時に、ロシアによるウクライナ侵攻によって平和への逆風が吹いてる中で、今、自分がしないと後悔するなという風に考えて」
11期生は今後、核を巡る世界の情勢を学ぶと共に、来年夏にオーストリア・ウィーンで開かれるNPT再検討会議の準備委員会に参加する予定です。