障がいを持つ人たちの農業分野での就労支援などを目的にしたイベント、「農福連携マルシェ」が長崎市のかもめ広場で開かれています。
「農福連携マルシェ」は、障がい者の就労支援や農業の担い手不足の解消を目的に18日から11月21日まで、長崎駅近くのかもめ広場で開催中。県内32の福祉施設から合わせて6千点近い商品が出品されて賑わいを見せています。
諫早市の「さをり工房ながさき」は、「さをり織り」と呼ばれる自由な織り方でつくったバッグやぬいぐるみなどを販売しています。施設利用者ひとりひとりが思い描くデザインを形にした全て一点ものの商品です。
街かどのふれあいバザール運営委員会事務局長 西田隆弘さん:
「利用者が作った真心込めた製品を手に取ってもらいたいです」
会場では、施設利用者が育てた野菜の袋詰めもあり人気を集めています。
買い物客:
「初めてだったので、すごく面白かったです。支援員の話を聞いたらもっとワクワクする、そのワクワクを感じられるのがこのマルシェの醍醐味だと思います」
売上は施設利用者の待遇向上に役立てられるということです。








