“核兵器禁止条約に対する議員の姿勢”を調査する大学生の団体が、12日、長崎県庁で条約への賛同を呼びかけるプロジェクトの活動報告を行いました。
『議員ウォッチ』は全国の大学生を中心に結成された団体で、国会議員や知事などの核兵器禁止条約に対する姿勢を調査しています。

今年10月からは条約への批准を求める地方議会の意見書の採択などを目指して47都道府県を回っています。


12日の報告会では、来年春の統一地方選挙で“核兵器廃絶の課題”についても争点にしてほしいと訴えました。

議員ウォッチの中村 涼香さんは「(核兵器禁止条約)締約国会議の際にも政権交代によって条約に対する姿勢が変わった国があった。どういったリーダーを選ぶかはとても重要なので、核兵器の問題も選挙の争点になっていけば」と話しています。

議員ウォッチは、来年3月までに全国を回り、議員や平和団体との交流を行うことにしています。