最難関とも言われる剣道八段に昇段した長崎県警職員に、12日本部長賞が贈られました。

受賞したのは長崎県警察学校で剣道を教える島田 貴文教官 50歳です。
剣道八段は剣道の段位の中の最高段位で島田さんは11月、日本武道館で行われた審査会に3回目の挑戦で見事合格。

今年度の合格率は、わずか0.6%という超難関です。

中村 亮長崎県警本部長は「八段は歴史に残る大変な快挙。後進の育成にも力を入れて欲しい」と述べました。

島田 貴文さん(50)は「色々な方のおかげでここまで来れた。学校の教官という立場ですので心も体も鍛えて、正しく強くそして思いやりのある警察官を育てられるよう今後もしっかり頑張りたい」と話しました。

剣道八段の昇段者は、島田さんが長崎県警で2人目だということです。