長崎市戸石町に12日、たちばな漁協の直売所がオープンしました。名前は「うおふく」。その日にとれた魚を毎日30種類ほど取り揃える予定で、オープン初日はとらふぐの刺身も並んでいます。

直売所「うおふく」は、今年4月に閉店した朝市をリニューアルしたもので、戸石でとれた新鮮な魚をより手軽に楽しんでもらおうと漁協の組合員300人が運営に関わっています。

直売所で買った魚などは、海を目の前にした隣にある焼き場に持ち込み、その場で焼いて食べることもできるという贅沢さ。

たちばな漁業協同組合の鳥越一男代表理事組合長は「地元の魚の美味しさを多くの人に知ってもらえるような、漁師の生活安定にもつながるような場にしていきたい」と話しています。

直売所では、今週末にオープンを記念したイベントが開催され、マグロの解体ショーなども行われる予定です。