長崎県産の養殖クロマグロの品質向上や魅力発信につなげようと9日、長崎市で品評会が行われました。

脂がたっぷりのった大トロ。

食欲そそられる中トロの刺身。

長崎県産の養殖クロマグロです。


品評会は県産の養殖クロマグロの品質向上とPRを目的に、県まぐろ養殖協議会などが開いているもので、10回目となることしは長崎県内7つの業者が出品しました。

養殖クロマグロの生産量8年連続日本一を誇る長崎県。

9日は一般と専門の審査員30人が「味」や「色」、「脂ののり」などを基準に審査しました。

審査委員長(農林水産省) 宮原正典 氏:
「みんな美味しいですね。差をつけるのが難しい。これだけ継続してきたから成果が出ているので。もう長崎のクロマグロはブランドができてきていますからぜひこれを継続して改善して伸ばしていってほしいと思います」

審査の結果、ことしは新上五島町の「勝栄水産」が最優秀賞を受賞しました。

一方こちらの会場には、島原のワタリガニに_
正月用のかまぼこ_
干物がたくさん入った福袋も。

長崎県内各地の海の幸を展示即売する『水産加工振興祭』が9日から長崎市で始まりました。

年越しや正月用の食材を探す買い物客などで賑わっています。

買物客:「毎年くるけんね。珍しかもんのあったら買う」

買物客:「年末に家族で食べようかなって」

買物客:「いいですね、活気があってですね。また明日来ようかなと思って」

水産加工振興祭は11日まで、長崎市元船町のおくんち広場で開かれています。