6日昼過ぎに長崎市でおきた火事で、焼け跡から女性2人の遺体が見つかりました。
いまだ住人1人と連絡が取れておらず、警察などが捜索を続けています。


焼け跡から見つかった2人の遺体は、火元とみられる家に住む40代の女性と小学2年の女子児童とみられます。


6日午後長崎市油屋町で起きた火事では、木造2階建ての住宅を全焼するなど周辺のビルや住宅あわせて7棟が焼けました。


火元とみられる住宅には80代の男性など3人が住んでいましたが、火事のあとから連絡が取れていませんでした。


警察によりますと7日昼頃に、焼け跡から2人の遺体が見つかったということです。
検視の結果、遺体はどちらも女性であることがわかり、警察は男性の娘の40代の女性と、孫で小学2年生の女子児童ではないかと見て身元の確認を急いでいます。

40代の女性を知る人:
「(安否不明が)娘さんともう1人の小学生って聞いたんですけど…その子と逃げ出せなかったのかなと思ったりして」

3人を知る人:
「(安否不明の男性が)車いすでね。下に下った姿を先月見ました。娘さんが押してね」


いまだ男性1人の安否がわかっておらず、警察は男性の捜索を続けるとともに出火原因などを詳しく調べています。