JR九州が発行する「SUGOCA」など交通系ICカードが、9日から大村線全線で使えるようになり、川棚駅で記念のセレモニーが開かれました。

9日から交通系ICカードの利用ができるようになったのは、大村線の大村車両基地駅から南風崎駅までの7駅です。

JR九州と長崎県は、通勤・通学客や観光客の利便性向上などを目的にICカードの利用エリア拡大に取り組んでいて、これで大村線全線で使えるようになりました。

JR九州 古宮 洋二 社長「非常に便利になると思いますので、これは長崎県エリアの大きな進歩、良くなったんじゃないかなと思います」

大石 賢吾 長崎県知事「大村湾沿いは素晴らしいものが多くあります。経済的な発展にも寄与するものと思っていますので、期待しております」

長崎県内のJRの駅39のうち33でICカードの利用が可能となり、JR九州は「鉄道だけでなく買い物などでもぜひ利用してほしい」としています。