長崎県雲仙市の旅館でエアコンの取り替え工事をしていないにもかかわらず、工事代金およそ120万円をだまし取ったとして8日、雲仙市の会社経営の男ら2人が詐欺の容疑で逮捕されました。

逮捕されたのは、雲仙市小浜町の電気工事会社経営の男(66)と、山梨県韮崎市の派遣社員の男(59)です。

警察によりますと2021年、2人は共謀して雲仙市内にある旅館を運営する東京都の会社の担当者に対し、客室のエアコン取替工事が必要だとうその説明をして、実際に工事をしていないにも関わらず、工事代金として現金約120万円を会社経営の男が管理する銀行口座に振り込ませてだまし取った疑いが持たれています。

被害にあった会社には当時、派遣社員の男が勤めていたということです。

警察は2人の認否を明らかにしていませんが今後、動機などについて詳しく調べる方針です。