国指定重要無形民俗文化財「長崎くんち」。寛永11年(1634年)、遊女高尾と音羽が神前に小舞を奉納したのが、くんちの始まりです。ことしは「新橋町」「諏訪町」「新大工町」「榎津町」「西古川町」「賑町」の六ヶ町が、それぞれに趣向を凝らした演しものを披露します。日本一稽古する祭りとも言われる長崎くんち、各町の魅力や見どころを紹介します。今回は、前日諏訪神社の奉納で殿をつとめる賑町です。です。この記事は【長崎くんち2025】六ヶ町紹介シリーズ(全6回)の第6回です。

関連記事から読むことができます。
【新橋町】消えた町名、受け継がれる誇り 芸妓衆が舞う「阿蘭陀万歳」
【新大工町】根曳は全員初挑戦!120年の伝統守る唯一の「曳壇尻」
【榎津町】重さ3トン川船 親子三代の網打ちと祖父の手作り鯉
【西古川町】相撲ゆかり350年 兄弟の櫓太鼓とウクライナ力士の挑戦
【諏訪町】天かける青白龍 139年伝統の龍踊 大技“棒交代”