長崎県の最低賃金について話し合う「審議会」は18日、今月2日に答申した1時間「1031円」への最低賃金の引き上げは「適当」と判断しました。労使の代表らが、最低賃金の改正について議論する長崎地方最低賃金審議会は今月2日、長崎県の最低賃金を1時間「1031円」とするよう労働局へ答申しました。

これに対し生活協同組合ララコープ労働組合は最低賃金のさらなる引き上げと一日も早い発効を求め異議申し立てを行いましたが、労働者の現状を十分に理解した上での答申内容だったとして18日、答申通り最低賃金を「1031円」に改定することが決定しました。

全国でも5番目に高い引上げ額となった「最低賃金」はことし12月1日から適用されます。