日本銀行・長崎支店は、長崎県内の景気判断について「全体として持ち直している」として判断を据え置きました。

日銀長崎支店は今月時点の県内の景気について「一部に物価上昇の影響がみられるものの、感染症の影響が和らぐ中で全体として持ち直している」と判断を据え置きました。


個人消費についても同様に「持ち直している」と判断を据え置きましたが、これまで低調だった飲酒を伴う外食など、サービス消費が回復傾向にあり「持ち直しの動きは広がっている」としています。

観光面も「回復している」との判断を据え置いているものの、9月の主な宿泊施設の宿泊者数が前年を上回るなど、明るい兆しが見えているということです。


日銀長崎支店は今後の県内景気について「西九州新幹線の開業効果の持続性や、円安による物価上昇の影響について注視していく必要がある」としています。